陸の豊かさを守ろう

“陸の豊かさを守り、砂漠化を防いで、多様な生物が生きられるように大切に使おう”

これは、陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、
持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、
ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止するを目標としています。

河川の除草ボランティア

日本は国土の7割を森林が占め、昔から自然と人間の暮らしをつなぐ場所として里山がありました。しかし、里山の多くは人口の減少や高齢化の進行、産業構造の変化により、里山林や野草地などの利用を通じた自然資源の循環が少なくなることで、大きな環境変化を受け、里山における生物多様性は、質と量の両面から劣化が懸念されています。

河川の管理では、護岸や護床が損傷していないか、水質を汚染するゴミが投棄されていないか等、変化をいち早く把握することが重要です。
高齢化により人の手が行き届かない里山では、河川への除草ボランティアを通じて、里山の生態系保護と土地の劣化の阻止・回復の一助となることを目指します。

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朱鷺の野生復帰を支援

 佐渡島内の建設業では朱鷺の野生復帰を支援する為、工事の施工中は「トキとの共生ルール」を守っています。
施工中にトキを見かけたら、以下のルールに則って作業を中止する、通報する等の対応を取り、生態系保護に努めます。

1. トキの生息への影響を軽減するよう努めることとする。
 【トキとの共生ルール】
 1 トキを優しく静かに見守りましょう
 2 トキに餌づけをしないようにしましょう
 3 トキを観察するときは地域に迷惑をかけないようにしましょう
 (佐渡市、人・ときの共生島づくり協議会、トキの野生復帰連絡会)
2. トキを見つけたら、速やかに連絡することとする。
 【トキに関する連絡先】
 ◇ トキの目撃情報等の連絡相談
  佐渡市トキ交流会館(8:30~17:00)電話0259-24-6040
 ◇ 上記時間外で動けないトキを見つけたとき
  環境省佐渡自然保護官事務所電話090-2324-4019
3. トキが現場で営巣するなど、生息への影響が懸念される場合は、速やかに監督員へ報告し、対応等を協議することとする。

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